「新しいことに挑戦したいけど、どうせ自分には無理だろうな……」と、無意識のうちに心のブレーキを踏んでいませんか?
今回は、そんな自分を制限してしまう「思い込み(メンタルブロック)」を解き放ち、「私にもできるかも!」という可能性に気づくためのワーク『制限となる思い込みの解放』をご紹介します。
登場人物の紹介
ユミコ(「喫茶アローズ」のマスター)
ヒョウ柄の服と強烈なパーマがトレードマーク。小さな喫茶店「喫茶アローズ」を経営している。
常にカバンの中に大量のアメちゃんを常備。明るくガサツだが、なぜかどんなディープな悩みでも相談できてしまう不思議な包容力がある。
おせっかいが過ぎて、常連客の会社である「矢印工房」がバズるように世話を焼いている。
シンヤ(24歳・「矢印工房」の若手社員)
価値観カードやゲームを作っている会社「矢印工房」で働く入社2年目の若手社員。
真面目で素直だが、自己肯定感が低く、すぐ周りと比べて落ち込みやすいタイプ。
言われたことはしっかりやるが、自主的に動くのが少し苦手で、失敗を恐れている。
会話パート1:どうせ自分には無理……?
ある日の夕方。喫茶店「アローズ」のカウンターで、シンヤがため息をついていました。
はぁ……。この前、工房の新しいプロジェクトのリーダーに立候補してみないかって言われたんですけど、断っちゃったんですよね。
僕なんかにリーダーなんて絶対無理ですし、失敗して迷惑かけたら最悪じゃないですか……
あんた、また顔淀んでるで。アメちゃん食べるか?っていうか、『絶対無理』って、誰が決めたん?あんたが勝手にそう思い込んどるだけちゃうの?
いや、でも実際、同期の中で一番要領悪いし、リーダーシップなんて今まで発揮したことないですし。客観的に見て無理なんですよ
出た!その『客観的に見て』ってやつ!それ、ただの言い訳やんか。
人間な、自分で『無理』って決めたら、そこから先には一歩も進めんようになるんやで。もったいないわあ。
ちょっと、その『僕には無理』って理由、紙に全部書き出してみ!ほんで、それホンマに事実か疑ってみるんや!
えっ、紙に書くんですか?事実を疑うって……どういうことですか?
ええから書きなさい!ほら、ペンと紙!『自分には無理』って思ってる理由を全部吐き出してみるんや!
制限となる思い込みを解放するワークとは?
ユミコがシンヤにやらせたのは、認知行動療法などの心理学的なアプローチでも使われる「制限となる思い込み(リミティング・ビリーフ)の解放」というワークです。
私たちは無意識のうちに「自分には才能がない」「リーダーには向いていない」「失敗したら終わりだ」といった自分を制限する思い込みを持っています。これらは過去の失敗経験や、他人からの心ない一言によって作られた幻影にすぎないことがほとんどです。
このワークでは、以下のステップで心のブレーキを外していきます。
- 思い込みを書き出す:「自分には〇〇ができない」「〇〇は無理だ」と思っていることを紙に書き出します。
- 根拠を問い詰める(反証する):「それは100%真実か?」「例外はないか?」「誰がそう決めたのか?」と、その思い込みに対してツッコミを入れます。
- 新しい視点を持つ:「もし仮に、できるとしたら何から始める?」「この思い込みがなかったら、自分はどう行動する?」と考え、可能性に目を向けます。
頭の中でモヤモヤ考えていることを紙に書き出し、客観的に反証することで、「あれ?意外と自分にもできるかもしれない」という気づきを得ることができます。
会話パート2:可能性への気づき
しばらくして、シンヤが紙に書き込んだ内容をじっと見つめていました。

ユミコさん、書いてみました。
『リーダーシップの経験がないから無理』って書いたんですけど、よく考えたら、大学の時に学園祭の実行委員で裏方のまとめ役はやったことがあって……。
あれも一つのリーダーシップの形ですよね
せやろ?『経験がない』んやなくて、『派手に目立つリーダーシップの経験がない』だけやんか。裏方でまとめるんも立派なリーダーの素質やで!
たしかに……。
あと『失敗したら迷惑をかける』っていうのも、周りの先輩たちがサポートしてくれる体制は整っているから、一人で全部抱え込んで失敗するなんて状況にはならない気がしてきました
そうそう!自分で勝手に最悪のシナリオ作って怖がっとっただけやん。ほんで?その思い込みがなかったら、あんたホンマはどうしたいん?
……本当は、新しいプロジェクトに挑戦してみたいです。
まずは明日、上司に『やっぱりサブリーダーからでも参加させてもらえませんか』って相談してみます!
ええ顔になってきたやんか!その調子や!ちっちゃい一歩でええから、踏み出してみるんやで。知らんけど!
ワークシートのダウンロード
シンヤが実践した『制限となる思い込みの解放』ワークシートは、こちらから無料でダウンロードできます。ぜひプリントアウトして、あなたの心のブレーキを外してみてください。
メールアドレスを入力して、ワークシート(PDF)を無料でダウンロードする
まとめ
「どうせ自分には無理」という言葉は、私たちを失敗の恐怖から守ってくれる便利な言葉でもあります。しかし、その言葉を使い続ける限り、新しい景色を見ることはできません。
自分の可能性を信じられなくなった時は、一度その「無理な理由」を紙に書き出し、「本当にそうか?」と疑ってみてください。きっと、あなたの中にある眠っていた可能性に気づくことができるはずです。
SNSでシェアしてな!
よっしゃ、ええ話やったな!ところで画面の前のあんた!この記事読んで『私も思い込み外れたわ〜』って思ったら、今すぐSNSでシェアするんやで!ハッシュタグは『#矢印工房』や!ウチの常連の矢印工房を、絶対バズらせたいんや!!
ユミコさん、またそんな強引な……(苦笑)。
でも、本当に心のモヤモヤが晴れるワークなので、皆さんもぜひ試してみてくださいね。SNSでの感想もお待ちしています!
他のワークも試してみませんか?
矢印工房では、この記事のように無料のPDF付きで自己分析ワークを紹介する記事を定期的に投稿しています。心のブレーキを外すことができたら、次は別のテーマにも挑戦してみませんか?


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